千葉県立美術館の高島野十郎展に行ってきました。作品と感想ブログ。

心の美を追求したい!

日本にはいろんな美術館があるよね。
今回は千葉県立美術館に行ってきたので、さっそくレビューするね。

目次

千葉県立美術館の行き方

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今回は車で東京から向かいました。

東京から車で47km、約1時間かかりました。

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今回は間違えて美術館の駐車場ではなく、ポートパーク側の駐車場に停めてしまいました。

車の駐車場は無料だったのですが、日曜日に行ったからか混んでいて、満車と書いてありました。

ただ実際は空いている場所があったので、満車でもトライしてみて下さい。

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ポートパーク側だと、駐車場から美術館の正面玄関までまあまあ歩かないといけません。

ただ後から気付いたのですが、ポートパーク側から入れる入り口が美術館の裏手にあるので、もしポートパーク側の駐車場に停めた方は、そちらから入場すると近いと思います。

高島野十郎とはどういう人物なのか

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私は高島野十郎のことを知らなかったのですが、アトリエの先生の勧めで見てみることにしました。

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高島野十郎は福岡出身の画家で、85歳で千葉県で亡くなっています。

生涯独身で、「孤高の画家」と言われていますが、今回の展示では本当に孤独な人生だったのかにも迫っていました。

この自画像はデューラーの影響を受けたと言われているもの。

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兄弟の支援で、ヨーロッパに絵の勉強に行っています。

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また、詩人の兄の影響で、仏教への信心が厚い人でもありました。

高島野十郎の作品について

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からすうり。構図や色彩が美しい作品でした。お気に入り。

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遠くがぼんやり描かれているのが特徴です。

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すいれんの池。とても大きな作品でした。

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月が本当にぴかっと光って見えました。

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こちらは太陽。とても絵の具を盛っていて、それで光を表現していました。

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ろうそく。ろうそくの作品はたくさんありました。

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木の枝が細かく表現されています。

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田園太陽。夕日を表現しています。私の一番好きな作品です。

本当に作品全体が夕日の色に包まれていて美しかったです。

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静物画もたくさんありました。劉生と書いてありますが、高島野十郎の作品とのこと。

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茶碗。写実の極みという感じです。

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りんご。金属のようなぴかっと感がありました。

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りんごを手にした自画像。意味ありげです。

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ひまわりとリンゴ。ゴッホの影響がよく表れています。

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恩師の肖像画も描かれています。

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カンナとコスモス。少し不思議な風景画。

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秋の花々。上記と似たような作品。大きい作品です。

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木立の中から、太陽が差し込んでいる作品。

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夕月。まだ明るい時間帯の月ですね。

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海外の漁船を描いた絵。

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小川の絵。とてもリアルでした。

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夏雲。入道雲のもくもくがすごいです。

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春の時期のお寺の様子。

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晴れている時の法隆寺塔。

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雨の時の法隆寺塔。晴れの時と、雨の時の違いがよく表現されていました。

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菊の花。菊が細かく描かれており、圧巻の作品でした。

菊が全てこちらを向いているから迫力があるのかな。

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友禅菊。こちらも菊の花。やっぱり花がこちらを向いてる。

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秋陽。木陰から日がさす様がきれいでした。

高島野十郎展の感想

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とにかく圧巻の作品数でした。

当時あまり有名でなかった高島野十郎の作品がここまで残っていたことに驚きました。

アトリエの先生とその話をしていたら、「高島野十郎がいい人だったからではないか」と言われ、そうなのかなーと思ったりしました😅

色々なモチーフの作品を残されていて、またどの作品も上手に描く人だなと思いました。

まさに芸術に人生を捧げた人だったんだなと思いました。

また、「月ではなく闇を描きたかった。闇を描くために月を描いたのです」という高島野十郎の言葉が印象的でした。

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